雑談こそ最高のコミュニケーション

雑談こそ最高のコミュニケーション

「コミュ力」という言葉が頻繁に使われるようになったのは、まだ最近のことだと思います。今の年配の人から見ると普通の何気ない言葉のやり取りであったとしても、今の若者にとってはそれを行うのはなかなか難しいものであり、コミュニケーションそのものが1つの仕事として取り上げられるようにまでなってしまいました。それに加えて、年配の人と若者との意識の差異からもなかなかコミュニケーションが取れなくなっているという問題も考えられます。それゆえに様々なコミュニケーションのテクニックなどが紹介され、テンプレートのようなやり取りを行うことが推奨されてしまっているのも現状です。しかし、私はコミュニケーションがそれほど難しいものではないと思います。なぜなら、皆でワイワイと楽しく話す雑談こそが最高のコミュニケーションだと思っているからであります。

雑談はそれほど意味の無いものだと思われがちです。ただ自分の身の回りで起こったことを面白おかしく話したり、不満を言ったり、またはそれを聞いたりするだけですので、そこで話される内容には、学問的な知識や仕事に関する事柄ではないからです。しかし雑談を行うということは自分のありのままの姿を話すわけですから、その雑談に参加している人同士が信頼関係を築くことにつながります。それにそこで得られる情報は、どんなに個人的な内容であったとしてもその人の内面を知る上では欠かせない情報にもなるのです。

ですから、コミュニケーションが問題視されている現代に足りないのは雑談であると言えるでしょう。そして、積極的に雑談をしようと意識することができれば、いわゆるコミュ力も自ずと身についてくるはずです。